白山市議会 2021-12-08 12月08日-02号
災害時にはペットが理由で逃げ遅れることがないよう、ペットと一緒に避難する同行避難を基本とし、避難所の屋外にスペースを設け、受け入れることといたしております。 ペットを屋内に入れ、飼い主と同じスペースで過ごす同伴避難につきましては、動物が苦手な方やいろいろなアレルギーをお持ちの方がいらっしゃいますので、合意形成は難しいというふうに考えております。
災害時にはペットが理由で逃げ遅れることがないよう、ペットと一緒に避難する同行避難を基本とし、避難所の屋外にスペースを設け、受け入れることといたしております。 ペットを屋内に入れ、飼い主と同じスペースで過ごす同伴避難につきましては、動物が苦手な方やいろいろなアレルギーをお持ちの方がいらっしゃいますので、合意形成は難しいというふうに考えております。
次に、ペットの同行避難についてお伺いします。現在、ペットの数が15歳未満の子どもの数よりも多くなりました。日本は、子どものいる家庭よりペットを飼育している家庭のほうが多くなり、単なるペットという位置づけを超えて、家族や友人の一員としての伴侶動物として認識されるようになってきています。
そして避難所のほうに視点を向けますと、身体に障害のある方をサポートする補助犬、具体的には、視覚障害をサポートする盲導犬、聴覚障害をサポートする聴導犬、そして介助犬でありますが、補助犬が障害のある方と同行避難、同伴避難ともいいますが、災害から避難した場合、避難所のほうで受け入れる体制が出きていないというのが残念ながら現状であります。
次に、災害時におけるペットとの同行避難について伺います。災害時におけるペットの扱いについては、東日本大震災以降、環境省から災害時におけるペットの救護対策ガイドラインが提示され、ペットと飼い主との同行避難が推進されています。
そのような状況下、災害が発生すると、人だけではなく、ペットも同様に被災することは疑いの余地はなく、必然的に災害時には、ペットを飼っている御家庭の多くはペットも連れて近くの避難所に避難する、いわゆる同行避難を選択するであろうと考えられます。
環境省はペットは飼い主にとっては家族の一員であることを考慮し、飼い主と同行避難することを原則としました。しかし、ペットは飼い主以外への態度やにおい、鳴き声、動物アレルギーなど避難所内でトラブルが発生することが想定されるため、避難施設でのルールづくり、飼い主の育て方など事前の対策が必要となってきます。 また、旅行中の外国人などが避難施設に来ることも想定されます。